梅雨も明け、『 the 夏 』って感じになってまいりました。
そろそろ溶けるんじゃないかと心配してます。宇宙少年です。
先日、友人に言われました。
「もう『少年』って歳じゃなくね?」
と。
しかし四半世紀行ってないのでセーフだと思い込んでます。
名前が『宇宙中年』になってたら察して下さい。そんな宇宙少年です。
さてさて
8月の天体現象といえば
今回は
・今年 (2019) のペルセウス座流星群の情報
・流星群が発生する原理
をお話したいと思います。
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・今年 (2019) のペルセウス座流星群の情報
2019年・令和初のペルセウス座流星群は
8月13日の16時頃が活動の極大
を迎えると予測されています。
しかし、15日が満月なので明るい月明かりの影響があり、観測としてはよろしくない条件となっています。
もっとも観測に適した時間は東京で
8月13日の早朝 2:30 ~ 3:30
です。月が沈み、太陽が出る前のこの時間には1時間に最大30個もの流星を見ることができる可能性があります。
放射点はペルセウス座の方向ですが、流星はあらゆる方向で観測できるので広い範囲を見渡すようにしましょう。
首の痛みには耐えて下さい。
・流星群が発生する原理
「そういえば、なんで流星群って発生するんだろ?」
という疑問に簡単に答えたいと思います。興味ない方はすっ飛ばして下さい。
はい。恒例の下手くそな図。お許しを。
まず彗星については以前書きましたが
彗星は太陽の近くを通過するとき砂のようなダスト・宇宙塵(図:青い雲マーク)をポロポロ落としていきます。
(ちなみに灰色点線が彗星の軌道です。
灰色実線が地球の軌道です。見づらいよね。ごめん、ほんま。)
なので彗星の軌道には、彗星が落としていった細かいダストがふわふわ浮いている訳ですわ。
この彗星の軌道に沿って存在するダストの分布を
ダストトレイル ( Dust trail )
と言います。
そのダストトレイルに地球が突っ込んでいくと
まぁ地球にそれらがバチバチ当たる訳ですわ。
イテテって感じ。
そのダストが地球大気にすごい勢いで突っ込んできて相互作用し発光する、という原理です。
これが流星。
ダストが降り注いでくる方向にペルセウス座が見える(ペルセウス座の方向からダストがたくさん降ってくるように見える)からペルセウス座流星群。
このような理由で流星群には星座の名前がつけられてるのです。しぶんぎ座流星群とかふたご座流星群とか...
彗星がなんで塵を落としていくの?なんで流星は光るの?などの疑問はコメントしていただければ答えます。
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細かい原理なんか知らなくても
「彗星の落とし物がキラキラ輝いてるな〜🌌」
と思えば、
宇宙に思いを巡らすことができて
ロマンチックなんじゃないでしょうか
楽しみですね😎
今回のまとめ
① 2019年のペルセウス座流星群のピークは8月13日
② 流星群は 彗星の落とし物