どうも、宇宙少年です😎
ホルストの『惑星』を聴きながらブログをカキカキしております。
そいや太陽系の惑星の紹介も書いてみたいものですね🌎
さて、前回は銀河の種類を紹介し、銀河中心にはブラックホールがあると話しました。
👇👇(読んでない方は読んでね!)
今回は前回の続きとして、
① 銀河の中心てどうなっているの?もっと詳しく!
② ブラックホールの初撮影成功!って結局どういうことなの??
の二つをお話したいと思いやす!🙃
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前回、銀河中心にはブラックホールがあると言いましたが、ポツンとブラックホールがあるだけではありません。
そこは我々の想像を絶する激動の世界が待っております。
では早速、銀河の中心を覗いてみましょう👀
銀河中心をちょー簡単に表した絵が下のものになります。
なんじゃこりゃ
って感じですね。
一つずつ解説していきます。
まず中心にあるのがブラックホール。とても重いので Super Massive Black Hole ( SMBH ) と呼ばれます。
そして周りにあるのが降着円盤というもの。ガスがものすごい速さでぐるぐる回転しています。そんで粘性による摩擦で高温になり光を発します。
さらに垂直方向に飛び出ているものがあります。これがジェットです。とても強烈です。
他のイメージ👇
渦を巻いているのが降着円盤、手前方向にブシャァァアとなっているのがジェット。
これまたカッチョええですね。
こんなんが銀河中心にはあるのですよ。
ちなみに円盤の温度は100,000,000 K ( 地球の大気がおよそ300 K )
ジェットの勢いも光速に近いものも存在します。
地球にいる我々には想像できない世界ですね🙄
ちなみにジェットがどのくらい強いか分かるものを載せておきます👇
ヘルクレス座Aというものなのですが
実は中心の光っているもの、これ自体が巨大な楕円銀河なんですね。
いや、銀河自体つき抜けとるやんっっ!!!
そんな強いのです。
雑談ですが、映画『インターステラー』にブラックホールが登場します。
実はノーベル物理学賞を受賞した理論物理学者キップ・ソーンが監修しています。
下のブラックホールの映像も一般相対性理論の計算をしっかりして作られたものであることも驚きですね😯
光子(光の粒と考えてください)は強い重力場では軌道が曲げられてしまいます。
なので、円盤のブラックホールの陰で見えないはずの部分から出た光の軌道が捻じ曲げられて上にも下にも見えているという理解ができます😎
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銀河中心がどんな状況になっているのかわかったところで
2019年4月10日に発表されたブラックホール初撮影の話に移りたいと思います!
今までブラックホールは「理論的には存在がほぼ確実」とされていましたが
人間がその目で直接見たことはありませんでしたのよ。
アインシュタインがブラックホールの存在を予言してから100年以上経った今、我々はようやく存在を直接確かめることができたのですね😂
さてさて、では今回見えたブラックホールはどこにあるものなのか...
まぁ散々銀河中心の話してたから察するよね笑
そうM87という楕円銀河の中心なのです!!
(👇の動画がとてもわかりやすいのでぜひ!)
地球からM87中心ブラックホールへのズームイン映像 / Zooming in to the Heart of Messier 87
ぼやっと光のドーナツのようなものが見えました🍩🤤
勘違いしがちなのは『黒い穴の部分が全てブラックホール』だということですね
違うんですよ
!!!!!!!!!!!!(゚o゚;;
光のドーナツは
降着円盤や希薄なガスから発せられた光が
ブラックホールの周りを円運動し続けていたものであり
その円軌道の半径は と
シュヴァルツシルト半径 よりも大きいのです。
( シュヴァルツシルト半径はブラックホールの半径と考えてもらえればええかな...
👇に詳しく書いてあります!)
なので黒い穴っぽこがブラックホール!という訳ではないんすね〜😪
イメージは以下の通り
大きさは適当なのでご了承ください
下手くそとかも言わないでください
泣きます
しかし今まではブラックホールシャドウ(黒い穴)が見えたこともなく、今回の撮影はそれを直接撮ることができたのでので大騒ぎされているのです😎
確かにあったぞ!ブラックホール!🔥 と
今回はこのへんで終わりましょう!
読んでくださってありがとうございました!😆
今回のまとめ
① 銀河中心はものすげー激しい世界
② 光のドーナツはブラックホールの周りをぐるぐるしてた光
③ 黒い穴のなかにブラックホールちゃんは隠れてます