銀河
うん、綺麗。
そして、でかい。
太陽系なんてこの規模でみれは端っこの一点でしかないのだから、相当でかい。
でもそんな銀河にも種類があるのご存知でしょうか。
今回はいろんな銀河君たちを紹介いたします。
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まずはハッブル分類というものを紹介いたしましょう。
ハッブルさんが
銀河ってこんなふうに進化してくんじゃね?
的なノリで考えた銀河の種類の分類図でございます。
この図を見るだけでいろんな種類の銀河があることをわかってもらえると思います。
左の青いものが楕円銀河、分岐点のS0がレンズ銀河、右上ピンクの部分が渦巻銀河、右下黄色が棒渦巻銀河と分類されています。
当時は左側から右側に進化すると考えられていたので左を早期型銀河、右側を晩期型銀河と呼びます。
結局、進化の順序は間違えてたんだけどね。残念ンンンン!!!
🤪
しかし早期・晩期の呼び方だけ残っています。クッソ紛らわしいです。
では詳細を見ていきましょう😎
① 楕円銀河
名前の通り、球状またはラグビーボールのような形。このボールみたいなのがグルグル回転しながら形を保ってます。
ハッブルさんの考えとは逆に、古い星で構成されていて星形成活動はほとんど見られない。
要するにおじいちゃん銀河👴
② レンズ状銀河
レンズ銀河は、楕円銀河よりはペチャンコだけど、渦状腕を持っていない銀河。薄いレンズがグルグル回転しているイメージ。
上の画像はペチャンコなレンズを横から見た状態かな。
ちなみにこの視線方向をEdge-on(エッジオン)といい、レンズがまん丸に見える、すなわち正面から見る視線方向をFace-on(フェイスオン)と言います。
③ 渦巻銀河
「銀河」と聞いてこの渦を巻いている銀河を想像する方が多いんじゃないかな?
渦の腕部分にHⅡ領域(1)という星形成が盛んな領域が存在します。
ちなみにこの向きがFace-on。
...すまんふざけた。なんもおもろなかったわ。消えたいわ。
④ 棒渦巻銀河
渦巻銀河との相違点は銀河中心部に棒状の構造があり、その両端から腕が伸びていること。
私たちのいる天の川銀河もこれに分類されると考えられています。
上の図は観測データを基にした天の川銀河の想像図です。Sunという黄色い点の位置に我々はいるとされています。
我こそが宇宙の真ん中だ、とかほざいてる奴がいたらこれ見せれば一発で論破できます。
⑤ その他の銀河
続いてはハッブル分類に属さない変な形の銀河をいくつか紹介しやす!
⑴ マウス銀河
これは衝突・融合の過程にある二つの渦巻銀河です。銀河潮汐力によってできた長い尾が名前の由来らしいです。可愛いですね🐭
⑵ 車輪銀河
レンズ状銀河の一つであるが、中央部に小さな銀河(左下)が衝突したためこのような形になっているらしい。何かの技みたい。かっちょええ。
これ以外にも様々な銀河があるので、興味ある方は調べてみてください!😎
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さてさて、いろんな銀河を紹介いたしましたが
楕円銀河も、レンズも渦巻もグルグルぐるぐる回ってるわけですわ。
原子も原子核の周りを電子(2)が
太陽系も太陽の周りを惑星が
ありゃりゃ、そいや銀河の中心って何があるの??
そう思いやせんか?笑
ぐるぐるしてる真ん中って何があるの?
答えは
銀河の中心にはブラックホールがあります。
それもとても重い。太陽の1億倍の重さのものもあります。
我々の天の川銀河の中心は、いて座であり、その正体は太陽の410万倍の質量を持つブラックホールであるとわかっています。
ブラックホールを初めて撮影したゾォ!!と最近話題になりましたね。
それはこのような銀河中心のお話だったりします。
今後、銀河中心核やこのトピックについてもブログを書きたいと思います😝
(1) : HⅡ領域 ... 電離された水素が光っている領域。この内部で星形成が起きている。
(2):量子論的に正確な表現ではないかもしれませんがお許しを...
今回のまとめ
① 銀河にはいろんな種類がある
② 銀河中心にはめちゃめちゃ重いブラックホールがある
疑問点がございましたらコメントよろしくお願いします!