上の写真は超新星爆発と呼ばれる現象です。
英語ではスーパーノヴァ。
星が寿命を迎え、ボカーンと爆発したのですね。
なんとも神秘的で綺麗。
前回のブログ『ブラックホールに地面はあるの?』にて、「数式が出てきた瞬間に読むのやめた」なんて言われてショックを受けていた宇宙少年でした🙃
やはり イメージしにくいブラックホールより
浪漫のあるハレー彗星のお話の方が人気ですね。
アクセス数からまるわかりぃぃい!
このお話は2061年までには読んでください🤔
さてさて今回は
『私たちの身体の話』
をしたいと思います。
宇宙のお話とどう繋がるのか楽しみにしていて下さい😎
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まず初めに
我々の体はたくさんの元素でできています。
「体は半分以上が水でできてるんだよ!」
なんて話は聞いたことがあるのではないでしょうか。
参考までに、人の身体が どの元素を どのくらい持っているか を下の表に示しました。スルーしても良いです。
英語わからん!て方のために
上から酸素、炭素、水素、窒素、カルシウム、リン、硫黄、カリウム、ナトリウム、塩素、マグネシウム、シリコン、鉄、フッ素、亜鉛、ルビジウムです!
ちなみに僕もわかりませんでした🙄
やはり酸素・炭素・水素がかなりの質量を占めてるんですねぇ。
まぁここでは
『人の身体は多くの元素でできている』
って分かってくれればOKです笑
では、元素(酸素 O とか鉄 Fe とか)ってどうやってできたのでしょう??
宇宙の初めからいろんな元素があったのでしょうか?
答えは NO です
では遥か彼方、元素の歴史を宇宙の誕生から見ていきましょう!
...
むかーしむかし、約138億年前に宇宙くんが誕生します。
おぎゃあ
生まれた時には水素とヘリウムという元素しか宇宙くんは持っていませんでした。
そう、僕たちの身体の材料なんてなかったのです。
しかし、この水素ガスはながーい時間をかけて集まり星を形成します。
とーーーっても長い時間です。
(ガスが集まってくる理由は下のブログを参考にしてください😀)
そして太陽のように燃えて核融合をし
炭素や鉄などの新しい元素を作ります。
恒星が燃えることで僕らの身体の材料ができるのですねぇ。
次に登場するのが一番初めに写真をの載せた超新星爆発。
燃え尽き、寿命を迎えた星は爆発し
宇宙空間に新しい元素をボカーンと撒き散らします。
そしてまた
ながーーーーーい時間をかけ
ばらまかれたものが集まってきて星となるのです。
...
宇宙が生まれてから今まで、これを繰り返してきました。
138億年のとてつもなく長い歴史のなか
数えきれぬ程の星の誕生と死(超新星爆発)により
多種の元素が生み出されてきました。
その歴史の中で、小さな太陽系ができ
小さな地球が生まれ
その表面に生命体が生まれました。(*1)
奇跡的に。
そして小さな僕たちがいます。
自分の手を見つめてみて下さい。
そこには壮大な宇宙の歴史が詰まっています。
とても奇跡的なものです。
補足:宇宙が誕生してから水素とヘリウムが生成されるビッグバン元素合成、恒星内部で起こる元素合成(pp-chain、トリプルアルファ反応)、超新星爆発時におけるs-process、r-processなど様々な元素合成過程がありますが簡単のため話には出しませんでした!興味のある方は調べてみてください🤩
(*1):ここでは地球で生命が誕生したと書きましたが、生命の起源は宇宙であるとする「パンスペルミア説」というものもあります。
今回のまとめ
① 僕らの身体は要するに星屑