研究だなんだでバタバタして更新してませんでした。
お久しぶりぶり宇宙少年です。
更新してないと思ったらいつの間にか冬が迫ってきてました。
最近、帰宅した際に夜空を眺めると綺麗に星が見えます。
冬って感じですね〜。
以前『夏の大三角』の記事を書きましたが
このふざけ通した記事、結構面白いと声をかけていただけました。
読んでくれてアザマス!!
そんなこんなで次は
『冬の大三角』
の紹介をしたいと思います。
『冬の大三角』とは冬の南東の空にある
オリオン座α星『ベテルギウス』
の3つの恒星からなる三角形のアステリズム*1のことです。
この中でもオリオン座のベテルギウスは多くの天文学者が注目している星です。見つけやすいオリオン座の三ツ星の左上にある赤い星です。
理由はベテルギウスは赤色超巨星と呼ばれる、もうすぐ寿命が終わろうとしている星だからです。
オリオンの右ワキが爆発するわけですね。くさかったんすかね。
観測ではすでにこの星の大きさが急激に収縮していることや、形も歪んで不安定になっていることが確認されています。
ちなみにベテルギウスまでの距離は640光年なので、我々は640年前の星の姿を見ているわけです。すでに爆発しているかもしれません。
恒星の進化過程や赤色巨星などについては別の記事で詳しく書きたいと思います〜
ふと冬の星空を眺めたとき、ベテルギウスを見つけたらぜひ思い出してください。
「あいつ、もうすでに爆発しちゃってるかもしれないんかぁ〜」って。
なくなってしまってからでは遅いので、今のうちに。
人間と同じですね。
それからどうでもいいことなのですが、
「こいぬ座ってどこがこいぬなん?」
って思いません?僕はそこがすごい気になってしまいました。
だってただの一本の線やん!!
さかな座だって、草座だって、チョーク座だって、なんだってありやん。
ごめんちゃい、昔の人への愚痴です。
どうでもいいか
まぁ、冬の星空を見て
消えてしまいそうな星や
こいぬか何なのかわからん星座を見つけ
三角形を結んでみて...
なんて太古からの娯楽にひたってみるのも
また一興なのではないでしょうか
他の4つの1等星を結んで『冬のダイヤモンド』と呼ぶこともあるので参考までに♢♦︎
これ見るとベテルギウスだけ仲間はずれやんな。かわいそ。
ぜひ冬の大三角、見つけてみてね!
*1:アステリズム、あるいは星群とは、複数の恒星が天球上に形作るパターンのこと。
今回のまとめ
① オリオンのワキは爆発しそう
② こいぬ座はただの線