地球の端に行ったら落ちてまう!!危ない!!
昔の人はこう考えていました。しかしこの考えも不思議じゃありません。小さな僕らには大きな地球の丸さなど感じることができませんから。
上に載せた『円盤状の地球を4頭のゾウさんが支えていて、さらにそれを大きなカメさんが支えている』という絵は古代インドの宇宙観でよく出てくるのですが、諸説あるので本当にこのように信じられていたかは分かりませんが...
昔は地球は平面だ!円盤だ!と考えられていたのが普通でした。しかし紀元前ギリシアにて地球球体説が誕生しアリストテレスらの物理的・観察的な論拠によりこの説は徐々に浸透していきます。
今では地球は球だという考えは当たり前になっているでしょう。
さてさて。地球も太陽も 球 というイメージがありますね。
ところでなんで球になるのでしょう?
そしてなんで地球の反対側の人は
宇宙の底に落ちていかないのでしょう?
今回はそんな内容をペラペラ話したいと思います🤗
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万有引力って名前
おそらく聞いたことがあるのではないでしょうか?
すごく簡単にいうと
すべてのものが力で引き合っているよ
ということです。
あなた と 地球 だけでなく
あなた と 今持っているスマホ も
はたまた あなた と 遥か彼方の木星 さえも
力で磁石のように引き合ってます。(*1)
知らなかった方からしたらビックリ仰天かもしれません((((;゚Д゚)))))))
しかしこの引き合う力はとっても小さい力なので実感したことはないでしょう。
万有引力の強さは
引き合うもの(あなたとスマホとか)が重いほど、または距離が近いほど強くなります。(*2)
1m先に赤ちゃんがいるより、お相撲さんがいた方が引力は強いということですね。どすこい。
さて
「何でも引き合っている」という考えを持っていただいたところで次のようなことを考えていきます🙂
何もない空間(地球からかなり離れて地球からの重力を無視できる空間)に水滴をいくつも静かに放します。
するとどうなるでしょう。
そう
万有引力で引き合って集まってくるのです!
これは水滴だけでなく、ガスやダスト(宇宙の塵)でも同様です。
この物理過程が下のブログ『僕らの身体、それは宇宙』で
「ながーーーーーい時間かけて宇宙空間でガスが集まる」
といった話の原理なのです!
そして
集まってきた水滴(ガス)の塊はどの方向からも同じように押し付けられ、結果的に球になるということなのです!!
地球も太陽もこのようにできたから球なのですね。
さらに
地球と人の万有引力(ここでは=重力としちゃいましょう)を考えてみましょう。
すべてのものが引き合っていると知っていれば、地球と僕たちが引き合っていることも地球に引かれている方向を『下』と感じることも理解できるでしょう。
地球の裏側の人が宇宙の底に落ちていかない理由はこれなのです。
そもそも宇宙に下とかないってことですね笑😎
なんで球なの?なんで地球の反対側の人は宇宙の底に落ちていかないの?という疑問にうまく答えられているでしょうか?😴
何か質問等ございましたらコメントよろしくお願いします!
『僕と君は万有引力で引き合ってるんだよグヘヘ』なんて言われた日にゃ気持ち悪くてゲロりんにょですわ
オエっ🤮
(*1):磁石は磁力で引き合うので正確には間違ってますが、力で引き合うというイメージのため磁石の例を用いました。
(*2):万有引力Fは と表せます。m1、m2が引き合う物体の重さで、r が引き合う物質間の距離です。説明の通り、重いと、または距離が小さいとFの値が大きくなる(引き合う力が大きくなる)ことがわかります。
今回のまとめ
① 僕らは何とでも引き合っている
② 地球と引き合っているから地球の裏側の人も落ちない
③ 告白で万有引力を比喩に使うと爆死する
ではまた次回!