こんばんは、宇宙少年です。日本初の小型月着陸実証機SLIMが無事、軟着陸成功しましたね。深夜2:10からの記者会見まで必死に起きていました。「着陸を確認しました」と言った時、ガッツポーズしましたね、うん。
SLIMくんは月に着陸しましたが、そんな中、僕は月の土地を買っていました。
どういうこと?と思われるかもしれませんが、実は買えるんです。月の土地。しかも約3000円/1エイカーの超格安(1エイカー:テニスコート約16面分)。
月の土地を販売しているのはアメリカのLUNAR EMBASSY社です(日本代理店公式サイトはルナエンバシージャパン)。
初めはネタなのかなと思っていたのですが、どうもガチらしい。以下、LUNAR EMBASSY社より
月の土地を販売しているのは、アメリカ人のデニス・ホープ氏。 (現アメリカルナエンバシー社CEO)
同氏は「月は誰のものか?」という疑問を持ち、法律を徹底的に調べました。すると、世界に宇宙に関する法律は1967年に発効した宇宙条約しかないことがわかりました。この宇宙条約では、国家が所有することを禁止しているが、個人が所有してはならないということは言及されていなかったのです。この盲点を突いて合法的に月を販売しようと考えた同氏は、1980年にサンフランシスコの行政機関に出頭し所有権の申し立てを行ったところ、正式にこの申し立ては受理されました。これを受けて同氏は、念のため月の権利宣言書を作成、国連、アメリカ合衆国政府、旧ソビエト連邦にこれを提出。この宣言書に対しての異議申し立て等が無かった為、LunarEmbassy.LLC(ルナ・エンバシー社:ネバダ州)を設立、月の土地を販売し、権利書を発行するという「地球圏外の不動産業」を開始しました。
地球圏外不動産業ってパワーワードですよね。
商品の内容は以下の通り。購入した土地の位置が地図で示されているので、ワクワクさせてくれます。
・月の土地権利書/月の憲法/月の地図
・月の土地権利書(和訳)/月の憲法(和訳)
・土地所有権の宣言書コピー(英文)
・ムーンオーナーシップカード
カードはなんかかっちょええです。
僕の土地は赤いとこらしいです。テニスコート16面作って大会でも開催しようかな。そもそも月だとまともにテニスできないか。
もともと宇宙に興味がある方、SLIMの着陸成功で宇宙にちょっと関心を持った方、1区画だけでも買ってみると自慢できるのではないでしょうか。安いですし。
(将来、月面で活動できるようになった時にこの土地ってどうなるのでしょうね...笑)